JR東海仕様165系(KATO旧製品加工)
- 2016/08/27
- 22:45

KATOから長くにわたって生産されてきたベストセラー165系を最後まで湘南色で活躍したJR東海仕様に仕立てました。比較的後期に出たシールドビーム・低屋根のものを使っています。
加工点は屋根と一体成型のベンチレーターをすべて削り落としてパーツに交換、ヘッドライトやタイフォン部分をパーツ使用で作り分け、床下をすべてグレーで塗っています。無線アンテナも製品にはついていなかったのでパーツを付けました。車体の塗装は製品の物を生かしています。

クモハ。片方はタイフォンを蓋つきのものに、片方は銀河モデルの大目玉ヘッドライトパーツを付けて作り分けています。

クハは片方を蓋つきのタイフォンに替えています。

モハはベンチレーターをつけ直すついでに冷房改造車と新製冷房車の作り分けをしました。

6両編成固定にしますので、中間カプラーは封じ込めの先頭車も含めてすべてジャンパ栓付きカトーカプラーに交換してあります。
そのほか、先頭車上部のすべり止め塗装、Hゴムを黒に塗装、あとそれぞれモチーフとなる編成がありますのでそれぞれ番号をインレタで入れ直しています。

ロングセラーであったこの165系もTOMIXからハイグレード仕様の製品が発売され、KATO自身もリニューアルして素晴らしい製品を出したことで過去のものとなってしまいました。
しかしながら少し手を加えればそれら新しい製品に負けない魅力的なモデルになるだけの素性を、この旧製品も持っていると思うのです。
< 追記 (2023年2月23日) >

モントレー色で行った追加加工と同様のアップデートをこの165系にも行いました。
まずはグリーンマックスのパーツによるクモハへのジャンパ栓の取り付けです。
先頭車にはホース付きのものを、中間封じ込めの方にはホース無しをそれぞれ付けました。

シートの方はマスキングテープが大変だったので、サイズを計ってシールを自作しました。
切り出す手間はありますが、それでもだいぶ楽になりました。

中間になる貫通扉には手元にあった適当な幌パーツをゴム系ボンドで取り付けます。
また、正面貫通扉の窓の内側には列車番号表示器を表現しました。ここもモントレーと同じです。

側面には号車札と行先サボを自作シールで取り付け。「名古屋-亀山」にしています。最晩年に私が乗ることができた関西本線普通列車の運用です。

幌が付くと編成がグッと引き締まりますね。
サボも効果は大きいです。


せっかくですので私が乗った当時の165系の写真を。
写ルンですで撮ったようなしょぼい写真ですが、それでもフィルムに残せたのは良かったです。

さらに手を加えたことでさらに良い感じになりさらに愛着がわいてきました。
KATOとTOMIXからそれぞれ新しいモデルが出ている今でも、この6連こそが私にとっての最高の165系です。
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