fc2ブログ

記事一覧

マニ60(グリーンマックス着色済みエコノミーキット組立)

着色済みマニ60
予告からずいぶんと実際の発売が伸びてしまいましたが、作る楽しみがしぼんでいく一方の昨今において一つの試みと言えると思われるグリーンマックスの着色済みキットが発売されたので、私も試しにマニ60を一つ購入、あくまで試しで作ってみました。
着色済み、というタイトルですが、実際の車体部分のぶどう色は茶色成形の上に塗装が施されています。成形色だけではさすがに厳しかったようです。
今回は実際に組み立てた上でのレビュー・雑感をメインとして記事にしていきたいと思います。



着色済みマニ60a
ランナーから切り出してみると、残念ながら少々ゲート跡が目立ちます。たださすがに元来が茶色成形ですので極力目立たないようにすることは可能です。目につかない所なら軽くやすりがけしてしまってもいいかもしれません。



着色済みマニ60b
屋根もグレーの着色済みとなっていますので、ベンチレーターの位置決めは裏側から行います。
この際、細い径のドリルで穴を開けてしまいます。表にベンチレーターを貼りつけるときの目印になると同時に、接着剤をしみこませるのにも使えます。



着色済みマニ60c
いつもは塗装を考慮してあれやこれやして車体と屋根を別体にするのですが、今回は両方とも塗装済ですのでマスキングテープで仮止めして組み上げた後、裏側から接着剤で固着させていきました。この時接着剤は、着色されているためか材質がABSにでも変えられているためかわかりませんが、流し込みタイプの接着剤では食いつきが悪かったので瞬間接着剤を使いました。ただし瞬間接着剤ですと組立時に失敗すると(後述します)リカバリーが大変あるいは不可能になってしまうので、最初はゴム系接着剤などで仮組した上で要所要所に微量の瞬間接着剤を点付けする、というのが宜しいかと思います。



着色済みマニ60d
車体を組み上げたら穴を目安にベンチレーターを取り付けます。今回は無塗装でいきますので省略しましたが、このベンチレーターは今まで通りの無塗装ですので気になる方はしっかり塗装された方が宜しいでしょう。
最初はゴム系で両端の一つずつを取り付け、そこを基準にマスキングテープでガイドを作ると内側のものもまっすぐ曲がらずにつけられます。うまく付けられたら裏側の穴から少量の瞬間接着剤で固着します。



着色済みマニ60e
車番は今までのキットで使用したインレタの余りを使いました。・・・ですが「荷物」などの表記分が切れていたのでシールを自作。だんだんヤケクソになっている気もしますが、極力余計な支出をしたくなかったのでやむを得ません。文字ギリギリに切り出して貼ってみれば意外と目立たずいい感じになるものです。



着色済みマニ60m
床板も無塗装でいきます。幸いなことに機器類は黒モールドなので横から見る分には大きな問題ではありません。もっともひっくり返せばグレーそのままの床板ですので、気になる方は機器を接着後に黒で全塗装した方が宜しいと思います。
またいつもなら車体のリブを削って車高を下げるのですが、今回は極力塗装された車体側の加工を避けたかったので、ボルスター部を削って車高を下げました。この方法ですと台車のビス受けが弱くなるうえに、ぜいぜい0.5mmくらいしか下げられないので他の方法を考えた方が良いのかもしれません。車高を気にしないのであれば当然こういう悩みもしなくて済みます。その方が利口なのかもしれませんね。



着色済みマニ60n
床板上部に1.2mm厚と0.5mm厚のプラバンで引っかけを作っておきました。これで接着しなくても車体と床板を固定できます。



着色済みマニ60f
そんな感じで完成したのがこちらになります。
扉のHゴムには色を入れましたが、そのほかは塗装はせず、元の着色を活かしています。
シールが意外と馴染んでるのが助かります(苦笑)。
ぶどう2号の色合いは他社製品と全く同じではありませんが、落ち着いた色合いで好感が持てます。こちらで塗装せずともこれだけ組めるという点は良いことだと思います。



着色済みマニ60g
屋根の成形色ママなベンチレーターを見ると、ここはやはり塗装すべきかな、と。
あるいはKATOのassyパーツを使うという方法もあると思います。



着色済みマニ60h
屋根はちょっと組立精度が甘く少し浮き気味になってしまいましたが、幸いというかなんというかそれほど目立たないでいてくれます。もともと接着前提のキットですので着色済みになることでそれを活かして組み上げようとするとなかなか難儀なところが出てしまうのは仕方ありません。理想はBトレインの様なスナップフィット形式なのですが・・・。
むしろ屋根のパーツのゲート跡が目立ちます。タッチアップしておくか思い切って全部塗装してしまうか・・・ここは工夫のしどころの一つかなと。
そしてもう一つ。写真を見てお気づきかもしれませんが、見事に車掌室側と二位側の妻板を間違えて組み立ててしまいましたorz
気づいた時には後の祭り。がっちり接着されてどうしようもなかったので、これは試しあくまで試しと頭の中で数十回反芻して自分を納得させました。組むときは慎重に慎重を期さねばならないと自戒しています。



着色済みマニ60i
それではマイクロエースのマニ60と比べてみましょう。どちらも新製時から荷物車として製造された初期型にあたるマニ60です。
ベンチレーターの数が違っていますが、GMの説明書とマイクロエースとどちらが正しいかどちらも正しいかはすみません、知識不足でわかりません。ただひとつ間違いないのは「シロウトは騙せる」ということです(私も騙されておきます)。
製品としてはさすがにマイクロエースの方がカチッとしています。グリーンマックスの方はよく言えば実車の様なしなびた感じが出ています。
各扉の彫りの深さについてはグリーンマックスの方が良い感じだと思います。



着色済みマニ60j
車掌室側妻面。アップで見ると結構Hゴムの色入れがはみ出てますね・・・(汗)
それはまあともかく、GMキットの60系客車はもっとも古い設計のせいなのかやたらと妻面窓が大きいです。この修正が加工の定番だったのですが、塗装済となるとなかなかできるものではありません。他のキットやあるいはBトレインなどから別に妻面を持ってくる工夫が必要かもしれません。



着色済みマニ60k
まだ少しGMキットの方が車高が高いですね。
ボルスターを削るだけではこの辺りが限界なので、ここも別の方法を考えるべきだと思います。もっとも気にしなければ気にならないレベルではあります。



着色済みマニ60l
このキットの評価はかなり難しいです。初心者用とはとても言えません。また、着色済みという特性上、今までの無塗装エコノミーキットに慣れ親しんだ方でも組立に戸惑ったり気を遣うところが多かろうと思います。
しかしやはり塗装が既にされているというアドバンテージは大きく、塗装に気を遣う環境の方で完成品とはちょっと違うモデルが欲しい方には役立つと思います。塗装を活かしながら組みたてるコツさえつかめば、かなりのスピードでそれなりの仕上がりに完成させることができるキットです。塗り直すにしても塗装工程を大きく減らせると思います。あとはその労力と出来上がったものにお値段が見合っているかどうかですが・・・それは人それぞれと言うことで。
個人的にはちょっと面白かったので、また何か作ってみようと思います。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

moritaku

Author:moritaku
当ブログへようこそ。
下手の横好きですが趣味のNゲージについての記事を載せていきます。備忘録代わりですのであまりタイムリーではありませんし、更新頻度も高くはありません。
記事で不明な点やご意見、ご要望などがありましたらコメント欄なりtwitterなりでお気軽にお尋ねくださればできる限りお答えいたします(コメントはスパム対策のため一応承認制にさせていただいております)。
twitterはこちら
ブログ内のコンテンツは全てリンクフリーです。

※2023年2月23日:JR東海仕様165系(KATO製品)に追記しました。



↓参加してます。リンク踏んでいけると私のランキングが上昇します。何分私俗物ですから大変うれしくなりますのでご協力いただけるとありがたいですm(__)m

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 車両加工へ
にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

アクセス数

ランキング