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EF64-1001(マイクロエース製品小加工)

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EF64-1000番台はEF81やEF71などと同じ動力を使えるからか、かなり古くから各社で製品化された電気機関車です。1981年にマイクロエースとトミックスが相次いで発売、マイクロエースが一時撤退してしばらくはTOMIXの定番商品の一つでしたが、その後KATOから優れたモデルが発売され、TOMIXもそれに合わせてリニューアルしています。
一方でマイクロエースはNゲージ復帰後しばらくして動力をリニューアルしていくつかのバリエーションを再販売いたしました。この頃はすでにKATOやTOMIXのモデルはかなり進化していましたが、マイクロエースは昔ながらの造形のままでした。車体の出来は良かったもののスカート周りがボディマウントが当たり前になっている頃に台車マウントでスノープロウも無しとなるとやや厳しい目で見られた記憶があります。
そのマイクロエースの再販バリエーションの一つ、茶色塗装で人気のあった高崎の1001号機が、今回ヤフーオークションで動力不動、床下機器欠品のジャンク品が出品されていたので落して入手してみました。1000円ほどでしたが車体だけでも価値はあるかなと。



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試しに線路に置いて通電してみたところウンともスンとも言いません。



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しかし車体を外してダイキャストに通電するとモーターもライトも生きていました。どうやら不動の原因は通電の問題のようです。それならそれほど難しくはありません。



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分解してみるとダイキャスト主体の昔ながらの動力機構です。とにかく各部の接点を重点的に綿棒で磨きます。



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無事に復活。設計が古い動力なので起動電圧は高めですがなかなか安定した走行をしてくれます。



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車体も気になるところを加工します。まずはしょぼい台車マウントカプラー対応の小さなスカート。マイクロエースのEF64-1000がしょぼく見える要因の9割はここにあると思います。
ここはKATOの古いED75用ボディマウントカプラーが手元にあったので使ってみました。



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ゴム系ボンドでダイキャストの底面にポン付けしただけですが、車体がわずかに引っかかるので強度的にはまあまあです。
ジャンパ栓の数とかなんとかは違ってしまっていますが、製品そのままより段違いに印象は良くなっているのでたいした問題ではありません。
スカートが車体の厚みの分奥に引っ込んでしまっているのはしかたのないところです。KATOの腰の高い旧動力対応のスカートなので、ダイキャストの底面に付けないとスカートが全体的に下がり気味になってしまうのです。現在手に入るASSYパーツならおそらく車体の底面に合わせた方が高さが合うと思われるので、スペーサーを作って挟んで調整もできるのかなと思います。



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スカートを適当で済ませる私は欠品の床下機器も適当にこさえます。特徴的な大型の機器箱だけはちょうどいいのがないのでプラ板を切り出して組み上げました。黒く塗って本来の床下機器をはめ込むスペースにゴムボンドでポン付けします。



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ちょっと見えづらいですが、JRの防護無線アンテナもゴム系ボンドで付けておきました。
メタリックな避雷器はマイクロエース製品の特長としてそのままにしておきます。



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一般色の塗り分けをパーツ分割で再現しているため、違う塗装の時はどうしても分割線が目立ってしまいます。
それ自体は仕方ないものとして、手すりのモールドにまでかかってしまっている白線はなんとかしておきたいところです。モールドを削って真鍮線などで手すりを作り直すのが一番カッコよくなると思いますが、まあその・・・ちょっとめんどくさいので簡単にタッチアップで済ませます。最初はモールドの上辺にだけぶどう2号を塗って手すりが浮いてる感じに見せようと思ったのですが、細くかすれてる白線だとあまりうまい感じにならなかったのでモールド全部をぶどう2号で塗ってしまいました。ややごつくなりますが雰囲気はまあまあいい感じです。



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自己満足の範囲と言えばそれまでですが。



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ライトは麦球なので少しでもわずかでも光量がアップするようにメタリックテープを貼っておきました。
おまじないみたいなものです。



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というわけで完成。



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正面から。造形そのものは40年近く前の製品ですがよく出来ていると思います。
そして意外と分割線は目立ちません。



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反対側からも。
側面の窓とエアーフィルターの形状はこの形式独特でおもしろいですよね。



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大柄な機体なので迫力があります。
手すりモールドのごつさは御愛嬌。



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やはり高崎の旧型客車をけん引してイベント列車にするのが一番ベタな使い方なのかと。



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D51-498号機とコンビを組むことも多かったようですね。SL+ELというのもイベントっぽくてよろしいかなと。



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最後に専用ケースを作ってあげました。競り落とした1000円以外はすべて手持ちにあるものでどうにかなったので非常にお安く済みました。古いモデルですが十分一線で動かして楽しめる機関車です。
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コメント

ケースのカバー

こんばんは
専用のケースがいいですね。
我が家にも中古品の袋吊りされていた機関車等でケースがないものがありまして、さっそくまねして作ってみます(^^)。
ちなみに家にもいますよ。EF64の昔のマイクロ製品。カーブの度に台車の動きと併せてカプラーが動きます(^^)。そんなことを想定せずに、スカートにジャンパ栓とかホースとかを無理やりつけてしまって、走行させると1周回って帰ってきたときには、台車マウントのカプラーがホースの向きをみんな動かしてしてしまっている(涙)。

Re: ケースのカバー

you-to パパ様、こんばんは、コメント感謝です。
私も車体のみのジャンク品をレストアすることが多く、また運転会に持ち込んだりもするので、ケースはなるべくしっかり作ってあげることにしています。
マイクロのEF64、TOMIXもですが古いながらなかなかいいモデルだと思います。とはいえ台車マウントのカプラーはやっぱりなんとかしたいところですよね・・・あと加工したものの動かしてみてカーブやポイントで鑑賞するという失敗は私も良くやってます(苦笑)

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※2023年2月23日:JR東海仕様165系(KATO製品)に追記しました。



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