
しばらくぶりに
ペーパーストラクチャー様のデータ集から「道頓堀ビル」と選んで作ってみました。
今回は非常にキャラクター性が高いので、窓を抜いて透明プラ板を仕込むなどの手は加えず、補強にスチレンボードを使った以外はほぼストレートで作っています。

いきなりですが、出来上がりです。
全部で7棟のビルから成る構成で、左3棟が「道頓堀ビルA」、右4棟が「道頓堀ビルB」という構成です。ビルそのものは単純な直方体なので組み上げることはさほど難しくないのですが、何分にぎやかな看板類のパーツが多く、切り出し組み立てするだけで時間がかかりました。
どのビルも大阪道頓堀に実在するビルのパロディであり、いかにも大阪らしい派手であでやかな雰囲気がうまくまとめられています。

まずは道頓堀ビルAの三棟。
重ね合わせて立体感を出すよう指定されているパーツについては厚紙を使ってより立体的にしています。また、屋上の広告塔は天板をすこし沈めて立体感を出してみました。窓やドアに関しては印刷そのままですが、誰もがまず看板に目が行くのでそれほど気にはなりません。

裏側はこんな感じです。
側面も印刷はなされていて単独での使用もできるのですが、付属の台座に乗せるとほぼ密接してしまうのでちょっともったいない気もします。
とはいえ密接させてせめぎ合わせてこそ道頓堀っぽいのでここは仕方ないところでしょう。

向かって右側の端に位置する「雹印ビル」と称するビルは角位置に置かれることを想定してか入り口やにぎやかな看板類が設定されています。

こちらが道頓堀ビルBの4棟となります。
Aに比べればちょっと知名度は落ちるかもしれませんね。
しかし一つ一つが一風変わった装いのビルです。

裏面です。こちらの方は土台がなぜか短く、継ぎ足したりしています。どのみち換気扇のフードが出っ張るのでギリギリでは都合が悪いのです。

向かって一番左のビルもやはり角になるように側面に売り場が設定されています。雹印ビルに比べれば看板もなくおとなしい感じですが、妙な模様でビル全体が装飾されているのでこれはこれで存在感がありますね。

というわけで、道頓堀ビル7棟でした。
一つ一つはそれほど作るの大変ではありませんが、7棟となるとやはり時間がかかっています。
非常にキャラクター性が高く、誰でもTV中継で知っている光景の雰囲気を再現できるのですが・・・この道頓堀のビルは鉄道高架線の沿線からはちょっと離れているのですよね・・・。大阪環状線からはちょっと離れていて、近いのは難波ですがターミナルの南海以外はすべて地下駅ですので・・・。まあそれでも大阪の電車と組み合わせれば十分雰囲気を醸し出してはくれそうです。
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