
かつてバンダイから発売されていた銀河鉄道のプラモデルからプレアディス7号を組立、Nゲージとして走れるようにしました。
一応このプラモデル、Nゲージサイズをうたってはいるのですが・・・

説明書を見るとわかるように

車体は基本2パーツのはめ合わせ、Nゲージとして走行させることは全く考えてない構造です。
そこで、床に相当する部分をすべてくりぬき、そこにNゲージの足回りを移植するという強引な方法を採りました。

客車はちょうど鉄コレの15m級床下の両端を切り落とせばぴったりはまります。このとき、あえて端の床を残してそこに乗っかるようにしています。こうすることによって車高が少し高くなりますが、もともとが扁平な造形なのでかえってバランスが良くなります(あくまで個人的見解です)。あとは切り出した床から床下装置カバーをさらに切り出して床板に接着します。台車は本来カバーを付けるものですが良い方法が思い浮かばなかったためBトレ用の台車をそのまま使っています。コスモDT50型台車ということで一つ。この小型台車がなるべくガタつかないようにGMの20m車についてた重りを両面テープで中にポン付けしています。

先頭車にはTM-ED01動力を組み込んでいます。この動力は非常に優秀で6両編成程度なら全く危なげなく走ってくれます。こちらは台車枠に切り出した台車カバーをゴム系接着剤で取り付けてます。先頭車だけやっておけば十分に雰囲気は出ます。
それでは各車をサイドから。

このプレアディス7号はTV版の銀河鉄道999に何度も登場したことで人気の高い銀河鉄道列車です。
設定からすれば車体は短くデフォルメされてますが、アニメ作画もそんな感じだったので雰囲気はむしろイメージ通りです。
車体は赤と白でスプレー塗装し、エンブレムはキットのシール、青い帯はメタリックテープを貼っています。後はガンダムカラーでスミ入れ。ただマスキングのしやすさを考えて赤を先に塗ったのは失敗でした・・・白がなかなか乗らず少し焦って塗膜を厚くしてしまいました・・・

戦闘車です。貸しレイアウトなどでの走行を考えて超彗星ミサイルの部分は封印してしましましたが、結局側砲が建築限界を超えてしまっているので走らせる場所には注意が必要です。幌はなんかわざわざNゲージパーツを使うのもどうかと思ったので100均で買ったグレーの隙間塞ぎテープを切って貼りつけて表現しています。

客車×4です。窓ガラスは青い透明のファイルケースから切り出したものを使っています。

いつもながら雑な製作ではあるのですが、なにしろモノがモノなので人に走ってるの見せるとたいてい驚いてくれます。ただ14m級の6連なので銀河超特急としては少々貫禄不足は否めません。古いキットですのでもう一セット手に入れるのは困難ですが、できることなら客車を増結して10連くらいにはしてあげたいものです。
マイクロエースの999と。この未来列車を横に添えれば999もより999らしくなる気がします(笑)
(追記 2017年11月22日)
幸いなことにリサイクルショップでこのプレアディス7号のプラモデルが売られていましたので、購入して客車を増やしました。

機関車はすでにあるので組み立てませんでしたが、客車4両と戦闘車1両を加えて最大11両編成が可能になりました。
もっとも短い車体ですのであまり長編成感はありません。

せっかくですから戦闘車は戦闘機能を完全に展開させた仕様にしてみました。

また最後尾に付けることを前提にジャンクパーツのベンチレーターを付けて妻面も白ではなく赤で塗装してみました。この辺はアニメの設定とは全然違っています。適当です。

展開状態の超彗星ミサイルです。言葉の意味はよくわかりませんがとにかく強そうです。キットでは側面の砲塔ともどもメッキ処理がされていましたのでそのまま使用しています。
当然ながら車両限界は完全に逸脱していますので、レイアウトなどで走行させるときは十分な注意が必要です。

一方で前回こしらえた戦闘車の方は側面の砲塔を削除しました。これでたいていのレイアウトで走らせることができます。

床板ですが在来使用していた15m級の鉄コレ床板は
この辺りからなお足りず2両分不足してしまったので、戦闘車に関してはグリーンマックスの床板を短縮して新しく作りました。
おもりはホームセンターで釣り用具の板重りを見つけたのでそれを適宜切って使用しています。

幌は隙間テープを改めて買って全車両つけ直しています。いろいろ考えたのですが、労力に比べて綺麗にできなかったので簡単に済ませてしまいました。

ケースもこしらえました。100円ショップで買ったプラケースに、車両に合わせて
インナーを作っています
展開状態の戦闘車は横幅がありすぎてまともには収納できないので、分解してバラバラにしまうようにしています。
列車解説の入った組立説明書と箱絵のコピーをクリアファイルに入れ、資料兼カバーイラストとしてみました。

お手製の専用ケースで銀河超特急の列車セットな気分がますます高まります。
こうなるとビオナス2号も欲しくなっちゃいますね(笑)
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